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糖尿病情報

糖尿病質問室 2015/04/17 脂肪肝・肥満症・内臓脂肪が多いといわれて久しいのですが何か良いお薬はないでしょうか。(60歳の女性)

脂肪細胞

主な役割は脂肪としてエネルギーを蓄えること、外からの物理的衝撃を吸収して重要な器官を保護したり、暑さ寒さから断熱して体温を保ったりすることにあります。近年はホルモンを作り出す重要な内分泌官としても注目されています。脂肪細胞は、主に皮下にあるが、内臓の周囲にもみられます。異所性脂肪としては肝臓の細胞の中、心臓の周囲にあり動脈硬化の関連で注目されています。

脂肪細胞の中身

中性脂肪であるが血液の中を回っているリポ蛋白から放出される遊離脂肪酸(FFA)が細胞の中に入りグリセリンとくっついて中性脂肪に再結合されます。

脂肪脂肪の役割

体の体形を保つ美容的な役割のほかに分泌ホルモンによって動脈硬化に関係しています。血中の中性脂肪や遊離脂肪酸を管理する役割があるがそれによりインスリン抵抗性を左右し糖尿病、高血圧などメタボリックシンドロームをひいては脳梗塞、心筋梗塞などの引き金になります。

内臓脂肪と体脂肪

皮下脂肪は特に女性ではそれにより女性らしさを演出しています。内臓脂肪は上に述べた利湯より動脈硬化の指標として重要視されています。

脂肪細胞から分泌されるホルモン

アディボサイトカインと呼ばれるアディボネクチン(多いほど良い)

インスリン抵抗性を少なくしインスリン分泌を助ける、動脈硬化を防止する
TNF-α、レジスチン、遊離脂肪酸(少ないほうが良い)

インスリン抵抗性を惹起する、糖尿病を引き起こす、脂肪異常を促すPAI-1(少ないほうが良い)

血栓形成を促す
アンギオテンシノーゲン(多いと悪い)

高血圧を誘導
レプチン(多いのが良い)

体重増加抑制、肥満の制御
IL-6(少ないほうが良い)

免疫グロブリン産生の増加
VFGF 血管内細胞増殖因子で腫瘍の増殖と転移に関係
bFGF 繊維芽細胞増殖因子で創傷、血管新生に関係

異所性脂肪

皮下脂肪、内臓脂肪に続く「第3の脂肪」に関心が高まっています。この第3の脂肪は心臓、筋肉、肝臓にたまる脂肪で、生活習慣病を招く重要な要因になることがわかってきました。やせている人も油断禁物。検診などで血糖値や中性脂肪、肝機能などの検査値が引っかかっていたら、第3の脂肪の蓄積かもしれません。筋肉や内臓など通常は蓄積するはずのない場所にたまるので、正式には「異所性脂肪」と言います。それが心臓であれば心筋梗塞、膵臓や筋肉なら糖尿病など、日本人の生活習慣病を招く重要な要因と考えられています。

褐色脂肪

エネルギーを燃やす細胞のことを褐色脂肪細胞といいます。体が寒さを感じると白色脂肪細胞というエネルギーを貯える細胞から褐色脂肪細胞が燃料を受け取り、それを燃やしえて熱を生み出し体温を上げます。褐色脂肪組織は褐色脂肪細胞を主な構成細胞とし肩甲骨間、腋窩、後頚部、心臓、腎周囲に存在しています。交感神経系の支配のもとに組織内で脂肪を酸化分解して熱を発生させ、寒冷から臓器を守ったり、過食後の余分なエネルギーを熱として体外へ放散するラジエーターとして働いています。

まとめ

いろいろな脂肪について考えてみました。一番大切なことは内臓脂肪を少なくすることです。内臓脂肪は皮下脂肪に比べて代謝が早く、絶えず入れ変わっているようです。したがって運動で除去することができるようです。

回答者  糖尿病専門医
医学博士   湯 原 淳 良 医師

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