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糖尿病質問室 2020/04/21 コロナウイルス感染症が大きな問題になっています。いつ感染拡大が収束するのか目処が立っていません。(70歳の男性)

コロナウイルス感染症が大きな問題になっています。いつ感染拡大が収束するのか目処が立っていません。人類の歴史を見ても感染症との戦いです。それでは身近な感染症とはどんなものでしょうか。教えてください。(70歳の男性)



感染症の分類


感染症の病原体によって分けられています。感染症を引き起こすウイルス、リケッチャ、スピロヘータ、細菌、真菌、原虫にわけられます。


ウイルス


ノロウイルス、ロタウイルス、インフルエンザウイルス、アデノウイルス、コロナウイルス、麻疹ウイルス、風疹ウイルス、A、B、C型肝炎ウィルス、単純・帯状ヘルペスウイルス、HIV、狂犬病ウイルス、 ウエストナイルウイルス。


日常的によく聞く病気だと思います。


これらは長い歴史の中で環境整備や予防接種が出来たりして感染を克服してきました。コロナも色々種類がありますが今回のCOVID-19ウイルスの場合はまだそこまでに至っていません。


細菌


ブドウ球菌、大腸菌、腸管出血性大腸菌(O-157ほか)、サルモネラ菌、 緑膿菌、コレラ菌、赤痢菌、炭疽菌、結核菌、ボツリヌス菌、破傷風菌、レンサ球菌、ペスト菌、クラジミア、マイコプラズマ。


数々の抗菌薬が開発されてそれぞれの病気は克服されていますが、耐性菌という新たな敵が生まれ、 その対策が今後の課題になっています。


細菌感染が進んで敗血症になり命を落とすこともありますので必要な時にはきちんと的確に使用することが大切です。


真菌


白癬菌(水虫・いんきん・田虫)、カンジダ、アスペルギルス、クリプトコックス。


代表的な病気は水虫です。皮膚にくる場合と爪にくる場合があります。皮膚の場合はかゆみを伴うことが多いのでほとんどの人が治療しますが、爪の場合は自覚症状がないためにほとんどの人は治療していません。しかしほっておくと爪がガサガサになりそこから菌が撒き散らされて人にうつす原因にもなります。今の内服薬は副作用がほとんどありませんので一日一回ですから爪水虫の方は必ず抗真菌薬を内服してください。


カンジダは湿疹と間違えやすいので皮膚の検査をして的確に薬をつけましょう。


詳しく言うと水虫のような表在性と肺クリプトコックス症のような深在性ものに分かれます。ステロイド治療中に起こると深在性のものは生命予後に関わることがあります。


原虫


エキノコックス、アニサキス、マラリア原虫、広東住血線虫など。


風土病的なものが多くどこにでもあるわけではありません。


アニサキスは冷凍魚にはおりません。高級マグロ、生イカなどを食べる時にはアニサキスがいるものとして食べてください。


レジオネラは循環式のお湯を使っている温泉でうつります。


感染経路と消毒薬


病原体が原因で起こる病気ですが病原体によって感染経路は色々ですが、経口感染、接触感染、飛沫感染、空気感染、蚊などによる媒体によるものなどがあります。それぞれの病気の感染経路により予防策が違ってきます。


消毒薬ではコロナやインフルエンザにはアルコールが効果的ですがノロ、真菌には効果がありません。大体のものは煮沸は効果的ですが細菌で芽胞を持つものには効果がありません。


免疫


病原体が侵入すると体は免疫反応をおこし抗体を作りさらなる感染に抗体が防御してくれます。このような自然免疫がありますが疾病の防御にこれを応用したのが予防接種です。


発病しないで自然免疫を獲得する人は多くこれが感染症の広がりを防いでいるのですが新型コロナ感染症の場合はそれもまだできていないようです。


個人が心得るべき問題


病原体の体内への侵入を防ぐことが中心課題です。


皮膚には感染を防ぐ自然の障壁が備わっています。これを守ることは大切です。傷がついたら消毒するのはそのためですがやたらに擦ったり、アルコールで擦りすぎるのは逆効果になります。皮膚に傷ができた場合は細菌がいっぱいいる風呂にはつけるべきではありません。


生ものには細菌がいっぱいついています。流水で洗ったとしても無菌にはなりません。我々は病原体を飲み込んでも体の免疫力で撃退していて下痢を起こしません。


しかし免疫力のない人が病原体を飲み込むと撃退できずに感染してしまいます。免疫の無い人、肝硬変の人、抗がん剤を使用している人は生ものは避けるべきでしょう。

回答者  糖尿病専門医
医学博士   湯 原 淳 良 医師

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