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糖尿病質問室 2019/12/27 心筋梗塞になり急死した友人がいます。私もならないかと恐ろしくなり心配です。(60歳の男性)

心筋梗塞になり急死した友人がいます。私もならないかと恐ろしくなり心配です。動脈硬化を予防するのには糖尿病のコントロールを良くすることが大切だとよくわかっています。それだけで良いのでしょうか。(60歳の男性)



心筋梗塞と狭心症の違い


心臓の表面には冠状動脈という細い血管が取り巻いています。左回りと右回りのがあります。心臓の筋肉はこの血管から血液をもらい酸素を受けています。この血管が細くなると酸素の供給が少なくなりちょうど潜水夫が酸素を供給されている管を細くされると活動できなくなるように心筋も活動できなくなります。


冠動脈硬化の成り立ち


冠動脈が細くなるのは動脈硬化が原因です。血糖が高いとこの過程が助長されます。血管の内膜に単球がLDLコレステロールを含んだリポ蛋白を食べてマクロファージ細胞になり入り込みます。これが膨らみ大きくなりプラークを作り血管が狭くなります。プラークが大きくなると周りに血液が凝固しやがてプラークも崩れて詰まる原因になります。対策としては①プラークを作らない②プラークが 破れないようにする③血栓ができないようにすることが必要です。


過去の統計では糖尿病には正常人の3倍起こり、心筋梗塞の人には糖尿病が8割以上いるといわれます。きちんと調べたら100%いるのではないかと思われます。


脂質異常の対策


現在はLDLコレステロール(悪玉コレステロール)が非常に重要視されています。心筋梗塞が心配な人は80以下にした方が良いと考えられています。HDLコレステロールも大切ですが40以下が悪いのですがこれを増やす薬がありませんので低い人は悪い生活習慣の改善(喫煙をやめる・運動をする)に力を注いだほうが賢明でしょう。


狭心症や心筋梗塞を早期発見する日常的な管理


糖尿病の血糖食後に血糖値を1時間170、2時間140以下に、Hb1Acを6.2%以下に、脂質の管理、体重の管理BMIで25以下、内臓脂肪10以下に保つことが大切です。頸動脈エコーを毎日毎年チェックしプラークがある場合は冠動脈 CT をとることをお勧めします。運動負荷心電図だけでは不十分です。


どんな時に狭心症や心筋梗塞を疑うのか


急に胸苦しい、胸が痛いことが数秒9分ある場合は冠動脈 CT を調べましょう。このような症状があった場合は心筋梗塞が疑わしいので急いで心臓専門の救急病院(今はほとんどの総合病院は対応しています)へ駆けつけましょう。主治医にはその後で連絡を取ればよろしい。


治療法


冠動脈 CT の次はカテーテルで造影し細かったり詰まったりすれば即刻血栓溶解、ステント挿入、バイパス手術が行われます。その後は抗血小板薬、抗凝固薬を続けながら運動療法・脂質管理をします。


予防法


①高脂血症の薬物治療


総コレステロール 200以下


LDLコレステロール 100以下


HDLコレステロール 45以上


中性脂肪 150以下


②高血圧の薬物管理 130/80以下


③糖尿病の管理


Hb1Ac 6.2%以下


空腹時血糖 110以下


1時間血糖 170以下


2時間血糖 140以下


④適当な運動 毎日10分歩行


⑤塩分を控える 1日7g


⑥ アルコールを控える


⑦砂糖の入ったものを控える


⑧果物は少なく1日に1種類1単位まで 1回0.5単位 食後を避ける


⑨動物性脂肪を少なく、植物性脂肪や青い魚を取ること


⑩ストレスを少なく


⑪体重の管理 BM25以下


⑫禁煙 

回答者  糖尿病専門医
医学博士   湯 原 淳 良 医師

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