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糖尿病質問室 2018/10/15 最近テレビなどで歯が悪いとそこにある病原菌が全身に波及して動脈硬化を起こすなどと言われています。どこまで本当でしょうか。(55歳主婦)

最近テレビなどで歯が悪いとそこにある病原菌が全身に波及して動脈硬化を起こすなどと言われています。どこまで本当でしょうか。(55歳主婦)


歯周病とはどんな病気?


歯周組織が数十種類の細菌の塊と言われている歯垢(プラーク)に含まれている『歯周病菌(細菌)』に感染し、歯肉(歯茎)が腫れたり、出血したり、最終的には歯が抜けてしまいます。


日本人が歯を失う最も大きな原因の歯の周りの病気の総称で、歯周病の初期では自覚症状がほとんどないので気づいていない方が多いのです。


日本人の成人の約80%が歯周病(歯肉炎 or 歯周炎)にかかっているといわれています。


最近では「歯槽膿漏=歯周病」として、歯槽膿漏という言葉はあまり使われなくなり、歯槽膿漏を含めて歯周病という言葉を使うことが多くなっています。


歯肉炎


歯周病の初期段階ではまず歯周病菌(プラーク中に含まれる細菌)の付着によって歯肉(歯茎)が赤く腫れて炎症を起こしたり、歯磨きで出血したりする「歯肉炎」になります。


糖尿病があると歯周病は悪くなる


その発症や進行には、遺伝的因子や環境的因子、体の抵抗性が大きく関与しています。


糖尿病により、体を守るマクロファージの機能低下、結合組織コラーゲン代謝異常、細小血管障害のよる血管壁の変化や脆弱化、傷が治りにくい現象などが起こり、その結果、糖尿病があると、歯周病関連細菌により感染しやすくなり、炎症により歯周組織が急激に破壊され、歯周病が重症化します。


歯周病の治療で糖尿病は良くなる


慢性炎症としての歯周炎に対する適切な治療によりHbA1cの改善が見られることが明らかになりました。


その機序は、歯周病によって増えたTNF-αが低下するため、インスリン抵抗性が改善し血糖コントロールが良くなると考えられています。


岩本らは、歯周ポケットへの積極的な歯周病治療により歯周ポケットの細菌数が減り、1ヶ月でHbA1c、インスリン抵抗性、血中TNF-α有意な改善が認められたと報告。


したがって、糖尿病患者で歯周炎を伴っている場合は、早期に、歯周炎の改善を図る必要があります。


この歯周炎の段階で歯医者で治療を行えば、確実に歯周病を完治することができますので、日頃から口の中の異常を感じたら早めに歯医者で診察を受けるようにしましょう!


歯周ポケット


歯(歯根)と歯肉(歯茎)の間にできる溝のことで、健康な歯肉(歯茎)の場合は歯と歯肉がピッタリとくっついていますので歯周ポケット(歯肉溝)の深さはとても浅いのですが、歯周病になり歯肉(歯茎)が腫れると、歯肉が歯から離れていくため歯周ポケットが深くなるのが大きな特徴です。


皮肉ポケットには歯垢(プラーク)が溜まりやすくなり、溜まった歯垢(プラーク)は歯磨きだけでは取り除くことが難しくなるため、歯垢(プラーク)によって慢性的に歯肉が腫れ、歯周病が進行してしまうという悪循環となってしまうのです。


歯周ポケットが深くなると歯周ポケットに歯垢(プラーク)、歯石、食べカス等が溜まりやすくなるので口臭がきつくなります。


歯に直接、水などが触れるようになるため冷たい水、温かいものなどを食べると歯がしみます。


歯と歯肉の間が大きくなるため歯がグラグラ動くようになります。


歯磨き粉について


正しい歯磨きの仕方をすれば十分、歯垢(プラーク)を除去することができるので特に磨き粉は必要ありません。


歯間ブラシ・デンタルフロス


歯磨きだけで歯垢(クラーク)を完全に除去する事は大変で、どうしても歯磨きだけでは歯と歯の間などに付着した歯垢(プラーク)を完全に除去できていないので、『歯間ブラシ・デンタルフロス』などの補助用具を使用することは必要です。


歯磨きはいつするの


食後すぐに歯磨きを行うのではなく、できれば食後1時間ほど経過してから歯磨きを行うのが理想です。

回答者  糖尿病専門医
医学博士   湯 原 淳 良 医師

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