糖尿病情報

糖尿病トピックス 2018/09/12 第78回米国糖尿病学会から

6月22日 ~26日にフロリダ州オーランドで開催され、糖尿病治療の最新動向を示す多くの研究が発表された。そのうち特に話題になった研究をご紹介する。


180日間連続して血糖測定を行う新型のCGM(持続血糖測定)システム


180日間連続して血糖測定を行う新型のCGMシステムが米国で登場した。超小型のセンサーを腕に埋め込むインプラント式になっている。 このシステムを使用すれば、1型糖尿病患者は血糖の変動や変化を、6ヶ月というより長期にわたり観察することができる。従来のCGMは1~2週間ごとにセンサーを装着する必要があった。


この「Eversense XL CGMシステム」は、上腕の皮下組織層に、超小型センサーを6か月埋め込む方式になっている。システムには軽量で耐水性のある小型トランスミッターが含まれており、皮膚に装着し、専用のアプリを使いiOSおよびAndroidのスマートフォン、Apple Watchなどに血糖値が表示される仕組みになっている。トランスミッタは脱着式で、低血糖や高血糖が起きている場合は、振動アラートで患者に知らせる機能もついている。


体で実施された試験には、1型糖尿病の若年患者30人、成人患者6人が参加した。参加者の64%は以前にCGM装置を使用しており、32人がインスリンポンプを使用し、4人はインスリン注射を行っていた。参加者は、糖尿病クリニックで簡単な内科手術を受け、上腕にセンサーを埋め込んだ。毎月診察を受け、血液検査やCGMデバイスの精度検査などを受けた。


その結果、「Eversense XL CGMシステム」の精度が高く、MARDが9.4%という結果になった。インプラントでの挿入や除去の処置では重篤な有害事象はいられなかった 。その結果、このシステムは180日間の長期間を通じて正確かつ安全に使用できると結論づけた。


「このCGMシステムは、他のCGMシステムに比べ遜色のないMARDを示しており、精度の高さに満足しています。60日目から90日目、180日目までに制度が大幅に低下することはなく、センサーの寿命の長さや安定性も十分でした。小児や若年の患者集団を見ると、これくらいの長期間にCGMを行うと、一条で不可欠なものになります。センサーやトランスミッタは小型で、運動などの日常動作の影響を受けません。CGMを行うことで糖尿病患者の自己管理は向上し、常に血糖値を気にすることで、長期間にわたりHbA1cを改善できると考えれます」と、カナダのロニー アロンソン氏は述べている。


「Eversense XL CGMシステム」は、2018年6月21日にFDAによって承認された。

糖尿病専門医
医学博士    湯 原 淳 良 医師

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