糖尿病情報

糖尿病トピックス 2016/10/25 「やせメタボ」で筋肉への糖の取り込みが悪くなる2型糖尿病になる

太っていなくても生活習慣病になりやすい「やせメタボ」の人は、筋肉でインスリンがうまく作用せず、糖を取り込みにくい体質(インスリン抵抗性)であると順天堂大学の田村好史准教授らが研究成果を発表した。そうならないようにするためには「ふだんから活発なウォーキングを続け、体力を向上させる取り組みをすることが大切」。軽度の肝機能障害もインスリン抵抗性の指標として重要。

田村好史准教授らは100人以上の日本人男性を対象に世界で初めての調査を行い、太っていなくても代謝異常を生じている人は、筋肉の質が低下していることを明らかにした。

筋肉の質の低下は、「体力の低下」「活動量の低下」「内蔵脂肪の蓄積」「高脂肪の食事」などと関連している。

「インスリン抵抗性」は肥満や内臓脂肪蓄積に伴いあらわれ、2型糖尿病だけでなく、メタボリックシンドロームの原因のひとつになる。

脂肪の多くは皮下脂肪や内臓脂肪といった脂肪組織に蓄えられるが、それ以外の別の場所にも蓄積される。そのような脂肪を「異所性脂肪」と呼び 脂肪肝、脂肪筋の異所性脂肪は溜まった脂肪が毒性を出して、インスリン抵抗性が生じると考えられている。太っていなくても心血管病の人では、骨格筋インスリン抵抗性が重要である可能性が明らかになった。

また、どのような因子が骨格筋のインスリン抵抗性と関連しているかを調査したところ、「内臓脂肪の多さ」や、「血中アディボネクチン濃度の低下」「体力のなさ」「日常的な活動量の少なさ」「脂肪摂取量の増加」などが関係していることが分かった。これらは肥満の人にも当てはまる。

さらに、「肝脂肪」に至るほどではないが肝臓に脂肪が蓄積された状態や、正常範囲であっても肝機能検査の値が上昇した状態でも、骨格筋のインスリン抵抗性を知る簡便なマーカーとして有効と考えられる。

運動については、ウォーキングの量(生活活動量)を増やし、筋肉に負荷のかかる運動を取り入れて、体力を向上させることが勧められる。


失明を避けるために「糖尿病網膜症」を早期発見しよう

糖尿病の人は、異常がなくても年に一度は眼科を受診して、「糖尿病網膜症」の検査を受ける必要があります。


糖尿病網膜症は中途失明の原因の上位

糖尿病網膜症は、日本における中途失明原因の第二位です。日本で行われている「久山町研究」や「舟形町研究」によると、糖尿病患者における糖尿病網膜症の有病率は15.0~23.0%。また、血糖コントロール(HbA1Cや食後の血糖)が不良であったり、糖尿病を患っている期間が長いほど頻度が高くなることも分かっています。HbA1Cが8%以上で罹患期間が10年であると、4割以上の人が糖尿病網膜症を発症するといわれています。


糖尿病網膜症の進行には段階がある

糖尿病網膜症は、「単純網膜症」→「増殖前網膜症」→「増殖網膜症」と進行します。

増殖網膜症に進むと、網膜から硝子体出血が起こります。また、硝子体に繊維の膜ができ、その膜に網膜が引っ張られると「網膜隔離」が起こります。

黄斑の中心窩に異常が出た場合は、どの段階でも、軽度の視力低下、ゆがんで見える、小さな虫が飛んでいるように見える飛蚊症、視野に見えないところができる「視野欠損」といった症状が現れます。

眼科では「眼底検査」、眼底組織の断面の状態を調べ黄斑浮腫など黄斑の異常を調べる「OCT検査」、造影剤を腕から注射して調べる「蛍光眼底検査」がおこなわれます。

糖尿病網膜症の治療の基本は、低血糖を起こさないで血糖コントロールをしっかり行うとこです。眼科的な治療では「網膜光凝固術」「硝子体吸引術」「抗AGEF注射」が行われます。


糖尿病専門医
医学博士    湯 原 淳 良 医師

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