糖尿病情報

糖尿病トピックス 2016/09/14 「メトホルミン」メトグルコががん治療薬として

メトホルミンは1950(昭和25)年代から糖尿病の治療に使われており、60年以上の使用実績のある薬。米国では米食品医薬品局(FDA)が1990(平成2)年代に許可し、現在では糖尿病治療薬の第一選択薬となっています。

メトホルミンは日本でも糖尿病治療薬として広く使われている。1錠250mgの薬価は9.9円と最安価で有効性があり糖尿病患者の経済的負担を少なくするメリットがある。

メトホルミンの特徴は、インスリン分泌促進作用はないが、肝臓における糖新生の抑制、筋肉など末梢での糖利用の促進、消化管からのグルコース吸収の抑制などのインスリン抵抗性改善作用で血糖降下を示す。

1990年代になって、世界的にメトホルミンが見直され、大規模臨床試験が欧米で実施された。日本では昭和30年からの高度成長期になってインスリン抵抗性を示す糖尿病患者が増えたためかそれまで効果がないと使われなくなっていたのが再び脚光を浴びて沢山使用されている。

そのメトホルミンに、がん治療薬としての効果もあることが、岡山大学などの研究で明らかになった。

これまでに、メトホルミンを長期服用した患者は、それ以外の薬剤を服用した患者に比べ、がん罹患率、がん死亡率が有意に低いことが分かっていた。岡山大学の研究グループは「メトホルミンの作用を従来のがん治療法と組み合わせることで、治療効果のさらなる改善につながる可能性がある」と述べている。

メトホルミンには、免疫細胞の疲弊を回復させる作用があると考えられている。がんに攻撃を加えるキラーT細胞である「細胞傷害性T細胞」の糖代謝を向上させ、その活性を強める効果があるという。

糖尿病専門医
医学博士    湯 原 淳 良 医師

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